クアドラで見る「野生」か「思考」か
飽きたと思った?
ソシオニクスにはクアドラという概念があります。知らない人はググって、どうぞ。簡単に言えば使ってる心理機能軸によってソシオニクスの16タイプを4分割したやつです。
アルファクアドラ Si-Ne軸+Fe-Ti軸 ISFJ ESFJ INTP ENTP
ベータクアドラ Se-Ni軸+Fe-Ti軸 INFJ ENFJ ISTP ESTP
ガンマクアドラ Si-Ne軸+Fi-Te軸 INTJ ENTJ ISFP ESFP
デルタクアドラ Se-Ni軸+Fi-Te軸 ISTJ ESTJ INFP ENFP
このクアドラという分類方法は、どのクアドラに所属するタイプが「野性的」か「思考的」か、心理機能的に説明できるというのが個人的に面白いです。ちなみにここでは野性的=瞬間、思考的=思索、みたいな意味合いでやります。
Si-Ne軸とSe-Ni軸
Si-Ne軸はいろいろ可能性を検討したり、過去を振り返ります。Se-Ni軸は瞬間を見たり、可能性を一つに絞ります。となると、Si-Ne軸の方が目の前の移り変わりを見て行動を起こすときにラグがあります。可能性が多くて絞るのに時間がかかったり、過去を振り返りがちなためです。今を見てません。
対してSe-Ni軸は、検討するのは今この瞬間のみ、可能性をさっと絞るので一瞬でどうするか行動が決まります。余計な思考を挟みません。となると野性的なのはSe-Ni軸、思考的なのはSi-Ne軸を使うタイプだと言えます。
Fi-Te軸とFe-Ti軸
Fi-Te軸はこうしたいという心情的物差しと社会的枠組みを使って思考します。Fe-Ti軸は周りの雰囲気を気にして、理屈をあれこれ考えます。となるとFi-Te軸の方がストレートな思考をしています。Teってあれこれ考えてる機能ですが、社会的に有利か不利か、正しいか正しくないか、と絶対的な物差しが前提にあります。物差しがしっかりしているFi-Te軸の方が思考は直球的です。
Fe-Ti軸はよく周りを見たり、枠組みを無視して物事を考えるので無駄が多いです。物差しがなくて柔軟とも言えます。となると、野性的なのはFi-Te軸、思考的なのはFe-Ti軸を使うタイプだと言えます。